【SV シングルS8 最終58位 レート2111】ハッサム軸対面構築
はじめまして、TNあず で活動しております。
剣盾の伝説ダイマ無しシングルぶりにランクマ潜りましたが、運よく最終2桁を取ることが出来たので雑記程度にPT記事を残しておきます。
TN あず レート:21111 最終58位
※レンタルは公開してません
【構築経緯】
①ハッサム
対面構築はPTの性質上サイクルを回すのが難しく、初手の出し負けがそのまま対戦の負けに直結する確率が高いと考えています。
そのため、環境に多いポケモンに対して初手に出し負けないポケモンを探すところから構築を組み始めました。
S8の初手に出てくる代表的なポケモンとして、
ウーラオス/パオジアン/ディンルー/ランドロス等が挙げられます。
これらのポケモンに対して対面五分~有利を取れるポケモンを考えたところ
オボンアクロバットハッサムに辿り着き、ここから構築を組むことに。
②ハバタクカミ
初手ハッサムが有利対面を取った際のとんぼがえりから有利対面を作った際に相手に一番負荷をかけられるポケモンを考えたところ、一貫性の高い高火力技を持っている眼鏡ハバタクカミを採用。
ここまでできついポケモンとしてドランとドクガがありえないくらいきついため、
安定して後出しができ、対面性能が高いポケモンとしてカイリューを採用。
④テツノツツミ
ハッサムが対面で押し切れず、積んでくるポケモンへの対策及び最後のスイーパー性能を評価して採用。
⑤パオジアン
上記の4匹のみで大体の構築には対応出来るため、残り二枠は個別対策と汎用的なポケモンを採用することにした。
汎用的なポケモンとして、対面力が高くなるアイテムである「きあいのタスキ」を強く使えるポケモン探したところ、水/悪ウーラオスとパオジアンに辿り着いた。
対面構築において個別対策のテラスタルから数的不利を取って負けることが多いと考えており、環境的に厚く対策されてることが想像できるウーラオスの採用は避けたのと、つらら怯みによるテラスタル誤魔化し性能が高いのも相まってパオジアンを採用した。
上記の5体では受けループを崩すことが難しいため、個別メタ枠として
毒テラスおんみつマント瞑想クレセリアを採用。
いじっぱり 185(148)-204(252)-115-*-120-114(108)
A-特化 S-最速ガチグマ抜き抜き 余りH
構築単位でハバタクカミやサーフゴーに対しての後出しが難しいため、鉢巻を持たせて神速を透かされることを嫌って鉢巻を敬遠。
ノマテラ残飯竜舞では遂行速度が遅く、テラスタルを切らない限り瞬間火力が低いため相手の交代へリスクがつけられないと考え逆鱗を採用しながら対面性能を無理やりあげるとつげきチョッキでの採用とした。
最終日に突発的に採用したため、調査は要検討であるが対面力は純粋に高かった。
ハッサム@オボンのみ 水テラス
いじっぱり 175(236)-195(220)-127(52)-*-100-85
H-B 特化鉢巻悪ウーラオスの暗黒強打最高乱数切り耐え 余りA
構築の軸であり初手に出して展開を作るポケモン。
HPが1でも残っていればハバタクカミを縛ることが出来る点も優秀。
無振り水ウーラオスに対して、アクロバット+バレットパンチでも倒せる確率は6割程度なので数値の低さに泣いていたが持前の耐久と先制技・対面操作技でなんとか頑張ってくれた。
ハバタクカミ@こだわりメガネ 妖テラス
ひかえめ 131(4)-67-89(108)-205(252)-156(4)-173(140)
C-特化 S-ガブ抜き+3 B-余り
ハッサムのとんぼがえりから有利対面を作り、相手のポケモンを一匹以上持ってくアホ。
カミの苦手なドランやサーフゴーに対してテラスを切らせて、受けるのが難しい状況を作ることを意識するのが大事。
パオジアン@きあいのタスキ 霊テラス
ようき 155-172(252)-101(4)-99-85-205(252)
最速AS
対面操作の展開で数的有利を取った後に最後の〆として圧倒的対面性能を誇るタスキパオジアンを採用。
零度は基本撃たず、試行回数を3回以上打てる対面orどうしようもうない状況のみで撃つ。
環境にドヒドが増えてパオジアンを受けに来るようなら零度を採用し、
いないなら草テラスでテラバを採用する。
テツノツツミ@ブーストエナジー 霊テラス
おくびょう 131-90-134-176(252)-81(4)-206(252)
最速CS
アンコールとみがわりで無限の勝ち筋を広げてくれる鳥。
パオジアンのつらら/ふいうちや水ラオスのアクジェ等に後出しをしてアンコールで縛って勝ち筋を量産してくれた。
ドロポンは必要になる回数をなるべく減らして、撃つべき時は気合で当てましょう。
クレセリア@おんみつマント 毒テラス
ずぶとい 227(252)-81-178(252)-95-140-106(4)
HB特化
受けループ以外にも通せると思ったら積極的に選出をする。
このポケモンは刺さる構築に対しては3タテ出来るほどの性能はあるが、
刺さらない構築に対しては信じられないくらい弱いので、選出する相手を見極めることが本当に大事。
トリックでしか瞑想クレセリアを対策していない相手に対しては、別のポケモンで拘りアイテムを貰ってから積むことでクレセリアを通すことが容易に出来る。
最終日にアンコールカイリューが増えていたので、Bを削ってを少しSを伸ばした方がいい。
【あとがき】
基本選出を3匹固定で決めずに、ハッサム+2匹を基本選出として構築を組んだため、
選出の幅が広く対応出来る範囲は広く感じましたが、環境終盤にサーフゴーや鬼火ヒードランが増えたため、ハッサム展開が厳しくなってきているためこの構築の旬は過ぎているように感じています。
最終日は構築を組みなおしても勝ち切ることが難しいと感じたため、ハッサムが誘うポケモンに強いポケモンを初手に置いて選出と立ち回りで乗り切った感が否めないです。
来期は最終日に納得のいく構築が出来ていることを願っています・・・
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